6. イノベーションのDNA

6.1. どうして読むか。

6.2. 本のあらすじ

この本は、イノベーションを起こす人物はどのような行動や考え方をするのかを分析し紹介している。クリステンセンは、イノベーティブな活躍をした人とそうでない人に、同様の質問を投げかけることで、イノベーティブな人はそうでない人と比べると明らかな違いがあることを発見した。それらの違いを5つの能力として分け、それらのうち2つの能力がそうでない人と比べるとイノベーティブな人は明らかに高い数値を示すことを提示した。その能力は、関連づける力、質問力、発見力、観察力、ネットワーク力、実験力である。関連づける力は、イノベーティブな人全てが高い数値を示した。これらをイノベーションのDNAと名付け、これらは後天的に伸ばすことが可能であることを示した。さらに、具体的な方法として、それぞれの能力の伸ばし方を紹介している。注意しなければならないのは、どのような会社でもイノベーションを起こす人が一番大切だというわけではない。会社の起業から成熟までのプロセスでは、画期的なアイデアを出す初期の段階でイノベーティブな人が一番活躍する。しかし、会社が成熟するに従い、そのアイデアを実行に移すために実行力に優れた人材が必要と成る。この段階に来ると、イノベーティブな人は会社にとっては必要ない存在になってしまう。しかし、著者は会社がイノベーションを常に起こしていかないと成長しない(競合他社のイノベーションが原因で)ことを示し、イノベーターの重要性を示唆している。

6.3. この本を読んで